 このまま全ての東映変身ヒーローを地続きにしてしまうんじゃないかと思われそうな(?)『レンジャーズストライク』新作は、遂に現行番組のない『メタルヒーローシリーズ』に突入。既に最終作の放映終了から10年近くが経過している為、今の子供にとっては書籍や映像ソフトでしかお目に掛かれない微妙な存在ですが、そこはさすがにハイエイジユーザーをターゲットとする『レンスト』・・・今回の『スペシャルメタルエディション』も、予め次の展開を計画済みかのようなラインナップです(…でないと、一部のカードはゲーム上役に立たない事になる)。 国内キャラクターがトレカや食玩として活発に扱われ始めた90年代後半…当時の主力は60〜70年代の作品でしたから、『メタルヒーローシリーズ』は終焉を迎えたばかりという事もあってか、これを題材とした製品はそれほど多くありませんでした。近年になって一般玩具等で再び製品化の機会を得ている様ですが、ようやく“懐かし度”を蓄積するくらいの年数が経過した…という事でしょうか。それでも『宇宙刑事』以降の作品にはなかなか踏み込まれない本シリーズ…戦隊やライダーに比べると認知度の点で多少ハンデもありそうですが、果たして市場での『レンスト』の反応や如何に? さて、『メタルヒーロー』といえば“硬質なキラキラボディ”と“身体中のピカピカ電飾”なワケですが(←強引)、特に後者…今となってはややロートルにも感じる点滅計器類(差し詰め現代ならバックライトのフルカラー液晶で、しかもタッチパネルになる処か?)は、当時のビジュアル演出に大きく貢献した部分かと思います。勿論、それ以前の仮面ライダーも“ここぞ”という時には眼が光ってたりするんですけど、80年代ヒーローはこうしたギミックの造りが更に丁寧で凝ったものになったのが印象的でした…今じゃ、発光シーンも合成ばかりで面白味に欠けるしね。『レンスト』カードでもこうしたキャラクター性が意図的にクローズアップされているのか、図版に対してのホログラム配分が絶妙に仕上げられています。光の当て方次第ではカードも劇中みたいな効果を出せるので、今回はライティングを工夫して撮影してみました(光量不足でピントが合わなくて大変でしたよ)・・・って、なんかムチャクチャカッコイイんですけど・・・コレ。 ホログラム効果に抵触したついでに、現在99種もある『レンスト』ホロカードの微妙な変遷について、この機会に語っておきましょう。初期のホロカードで図版以外にホログラム処理されていたのは「BP値」「カード種別名」「SP値」「必要パワー」「CN」…の各パラメータモジュール。シークレットレアではこのうち「カード種別名」「CN」以外がその弾と同色の箔押しとなるのですが、何故か『SK-001 シャドームーン』だけ「CN」がホロ処理されていませんでした。 このフォーマットに変化が表れるのは『THE MASKED RIDER EXPANSION VOL.2』からで、これ以降は『リバイヴァ』を含めて「カテゴリシンボル」もホロとなります。この時も例外的に『RK-125 仮面ライダーブレイド』と『RK-127 仮面ライダーカリス』の2枚はカード名までがホロ化していましたっけ。更にカード下部のバック(各カテゴリ色の部分)も若干ホログラムの影響を受けている風に見え、紙面全体のキラキラ度は上がってますが、効果が弱くて確認しづらい個体もあります。また、この箇所だけは自販機版でもフレーク状にはなっていないようです。シークレットレア(『7弾』プロモレア含む)は、カード名上下の細線(+カード上部の細線)もホロ化。『7弾』以降のシークレットレアとプロモレアは箔押しを廃止した為スーパーレアに近い仕様となりましたが、「カード名」と前述の細線がホロで、ここだけがスーパーレアとの差になります。 こうやって見ていくと、案外フォーマットなんていい加減なものみたいにも思えますが、いい加減と言えば、今回の新弾では思いっきりカード名が間違ってるもの(←サラとシグの隊員コード)さえある所為か、次の弾のカードが事前にweb上で公開されたりする度に、ユーザーはハラハラしてる模様(それ以外にも、最近はルールテキストのチェックが甘いって意見もあるようですが…)。再販の機会に何食わぬ顔で修正してたりしそうで、コレクターもヒヤヒヤしてることでしょう・・・きっと。
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